ヤンゴンで大通りを歩いていた。沢山の自動車が道路脇に駐められていて、大きな建物が道路沿いに建っていた。ヤンゴン総合病院だ。敷地の中には大勢の人がいるのが見えて、賑わっている。良いことではないけれど、この総合病院にやって来る人は多いようだ。そして、人が集うところには商売を目論む人も集まってくるのが世の常だ。この病院の近くにも大勢の露店商の姿があった。
写真の女性もそのひとりで、門の近くに屋台を出して、クーンと呼ばれるビンロウジを売っていた。病院に来るような患者がビンロウジを噛んでもいいのかどうかは分からない。でも、ビンロウジには依存性があるというから、そう簡単には買い求めるのを止められないのかもしれない。
よく見てみると、机の上には大きなバケツが置かれている。中には白い液体が入っていた。これはおそらくは石灰を溶かした水だろう。クーンはキンマの葉の上にビンロウジを載せて、さらには石灰水を塗って売るものなのだ。
2019年8月 ミャンマー 人びと | |
バケツ パーン 笑顔 露天商 ヤンゴン |
No
11168
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月29日
更新日
2020年08月26日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA