ヤンゴンで泊まっていたホテルの近くには多くの露店が出ていたものの、もちろん露店以外に普通のお店もたくさんあった。写真のお店もホテルの直ぐ近くにあったものだ。店頭にはパンのようなものが沢山並べられている。ここはちょっとした軽食を販売するお店のようだ。
ここはチャイナタウンの一角なので、このお店も華僑がやっているお店かもしれない。店先に置かれたショーケースの中に漢字が書かれた箱が置かれているのが見える。しかしながらお店の外観に中国らしさはどこにもない。漢字がデカデカと書かれた看板も見当たらないから、一見しただけでは華僑のお店とはわからないだろう。他の東南アジア諸国の都市と比べると、ヤンゴンの華僑はビルマ民族の中にうまく溶け込んでいるように見える。まあ、それも華僑らしい処世術のひとつなのかもしれないけれど。
カウンターの前にふたりの女性がいた。暇そうでお喋りをしている。ふたりはお揃いの赤いTシャツを着ていて、強いて言うなればその赤が中国の国旗を思い起こさせるぐらいだった。
2019年1月 ミャンマー 人びと | |
二人組 ビニール袋 お店 店頭 女性 ヤンゴン |
No
10860
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年01月14日
更新日
2024年01月23日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA