それほど頻繁に列車が通るわけでもないのに、ちょうどこのときは踏切が閉まっていた。家路に就いた大勢の人びとが開くのを待っている。踏切のすぐ向こうに陸橋の姿が見えているのだけれど、使わない人は多いようだ。少しでも遠回りになってしまうのが嫌なのだろう。その気持はよく分かる。陸橋を使いたくない人たちが地面で踏切が開くのを待っているのだ。
しばらくして何両もの車両が接続された長い列車が通り過ぎると、踏切が開いた。大勢の人が急ぎ足で線路を横断し始めた。線路の上はあっという間に人とサイクルリクシャーでいっぱいになった。ここには自動車はほとんどない。歩いている人とサイクルリクシャーがほとんどだ。自動車に乗るような人たちは、多少遠回りになっても陸橋を使っているのかもしれない。
2012年7月 町角 インド | |
サイクルリクシャー 陸橋 マルダ 踏切 |
No
6620
撮影年月
2011年6月
投稿日
2012年07月15日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
マルダ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM