バンコクの王宮の近くを歩いていた。ここは観光地になっていて、大勢の観光客が見える。中でも目立つのが中国からの観光客だ。日本の団体旅行客と同じように小さな旗を掲げた添乗員の後ろをペチャクチャと話しながら歩いている。このような光景を見ていると、中国という国が発展しているのを実感する。一般の庶民であっても、外国旅行に出かけるくらいに豊かになっているのだ。20年位前に初めて僕がバンコクを訪れた時は、中国人の団体旅行客なんていなかった。
中国人の団体客が王宮へ向かう一方で、僕はチャオプラヤー川を渡るために桟橋へ向かっていた。歩いている通りにはお店が立ち並んでいた。ここは観光地の近くだけれど、売っているのは観光客向けのものではなかった。売られていたのは魚の干物だった。店先に大きな籠が出ていて、干物が大量に並べられている。干物の真ん中には計量器がどしんと置かれていて、いつでも重さを量れるように構えていた。
2018年8月 食べ物 タイ | |
バンコク 籠 魚 計量器 |
No
10701
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年08月21日
更新日
2024年01月06日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA