公設市場の中にはもちろん肉屋もあった。店頭には大きな豚の頭が陳列してある。チラガーだ。サングラスをかけていたチラガーは、なんだかご機嫌のように見えてしまう。心なしか豚は笑っているようだ。頭だけになってもまだ人生(豚生?)を謳歌しているのかもしれない。
沖縄の文化は日本本土とはちょっと違う。肉食が一般的ではなかった江戸時代から、沖縄の人たちは豚肉を食す習慣があったのだ。食べる個所も本土よりもずっと多い。耳はミミガーとして食べるし、顔の部分はチラガーとして食べる。写真の頭は飾りではなく、売り物なのだった。
2007年7月 食べ物 沖縄 | |
頭 市場 那覇 豚 豚肉 サングラス |
No
987
撮影年月
2007年6月
投稿日
2007年07月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
那覇 / 沖縄
ジャンル
食物写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL