泊まっているホテルでちょっと休んでから、またジャカルタの町に繰り出した。太陽はとうに沈んで、道は薄暗い。お腹が減った僕は晩ご飯を食べる場所を探していたのだ。
ラヤ・マンガ・ベサール通りという大きな通りを歩いていく。道路脇には屋台がいくつも並んでいて、食堂もチラホラと見える。食べるところが無いならないで困るのだけど、いくつも選択肢があってもやはり困ってしまう。色々と食べるところがあると、かえってどこで食べたらいいのか悩んでしまうのだ。土地勘が無いので、どこがいいのかは分からない。自分の目で見た感触を頼りにするしかないのだ。
いくつか食べるところを見た結果、一番地元の人で混雑しているところを選択した。それが写真のお店だった。ここは混んでいて、地元の人に人気のお店のようだ。
お店を決めたものの、ここが何のお店なのかはよくわからない。他の客が食べているのを観察する。みな麺を食べている。どうやら、ここはバクソと呼ばれる団子上のものを麺と一緒に食べるところのようだ。
言葉が通じない中、何とかオーダーして麺が出てくるのを待つ。地元の人で賑わっているお店の人たちは、言葉ができない外国人であっても、特別扱いはしてくれない。入れ替わり立ち代わりやってくる地元の人の対応に追われている。僕はちゃんとオーダーができているか不安なまま、店の一角に放置されていた。
2020年7月 町角 インドネシア | |
人集り 客 ジャカルタ お玉 麺類 レストラン |
No
11591
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月04日
更新日
2023年09月03日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF