道端に出ていた屋台の前で立ち止まった。当たり前だけれど、ここインドの屋台で売られている物は日本の縁日で売られているものとはかなり違う。そのため、買うつもりがなくても屋台の前に立ち止まって何を売っているのか見てしまうのもしばしばだ。
この屋台では口髭を蓄えた男が働いていた。大きな鍋があって、揚げ物を作っている。どうやらパコラか何かを作っているようだ。揚げ上がるまで男には特にすることもなく、大きな網杓子を鍋の上に置いてただ立っていた。そして、ジロジロと鍋の中を覗き始めた僕の姿を興味深そうに眺め始めたのだった。見知らぬ外国人がやって来て、鍋の中をジロジロと眺めるなんて珍しい出来事になのだろう。
2011年4月 インド 人びと | |
食べ物の屋台 お玉 男性 プネー |
No
5401
撮影年月
2010年10月
投稿日
2011年04月18日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL