ジャカルタの路地に素足の女の子が腰を下ろしていた。手にはプラスチックの容器を手にしていて、中には麺のようなものが見える。女の子はひとり路地でお昼ごはんを食べているようだった。カメラを片手に近づくと、女の子はぎこちなく笑いながら、ピースサインをしてくれた。
のんびり路地で過ごしているのだと思ったけれど、よくよく考えたらこの日は平日だ。普通に考えたら学校のある時間だろう。この女の子は学校に通っていないのだろうか。ちょっと不思議だ。
インドネシアに限らず、発展しつつある国で教育がおろそかにされているとは考えづらい。産業が発展するには教育が必要不可欠だ。実際、インドネシア総合研究所のデータを見ると、2018年度における7歳から12歳の就学率は男の子も女の子も99%を越えている。ほとんどの子どもが学校に通っているのだ。この子が平日のお昼に路地でのんびりしていたのは、学校が休みだったからかもしれない。
ちなみにインドネシアの学校教育制度は日本と同じように6・3・3制になっていて、中学校までが義務教育となっているのも日本と同じだ。
2020年9月 インドネシア 人びと | |
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No
11664
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年09月10日
更新日
2024年01月06日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF