ハンモックで寝る男

ハンモックで寝る男
タイのバンコクにあるプラナコーン区で撮影 オザワテツ

男は人通りの少ない歩道に吊るしたハンモックの上で寝ていた

歩道には街路樹が植えられていた。木々の間には机と椅子が置かれている。ここは公共空間のはずなのだけれど、誰かの家のリビングのような雰囲気になっていた。屋根の無いことを除けば、ここは案外過ごしやすい場所なのかもしれない。

このリビングの持ち主がどこにいるのかはすぐに分かった。木と木の間に掛けられているハンモックの中で健やかに寝息を立てているのが持ち主に違いない。脇を自動車が通り抜けようと、僕のような歩行者が通りかかろうと、男は目を開けることはなかった。心地良さそうに寝息を立てている。もうそのような周囲の雑音は気にならない域まで達しているに違いない。そうでもないと、歩道の一角で心地良く寝ることなんて出来ないだろう。

雨が降ってきたときには、流石に男も目を覚ますのだろう。路上に展開した家財道具を前に男がどうするのかが気になってしまう。もっとも、男は雨に濡れるくらいのことも気にも留めないかもしれないけれど。

EN

バンコクのプラナコーン区ってどこ?

PHOTO DATA

No

10407

撮影年月

2017年9月

投稿日

2018年01月10日

撮影場所

バンコク / タイ

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA

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