行天宮には地元の人も観光客も訪れるので境内は混雑している。観光客は境内を見て回っていて、地元の人は熱心にお参りしている。ここには占い師が軒を並べていて、運勢を占ってもらうこともできるから、それを目当てに訪れる人も多い。
占いを目当てに訪れる人が多いといっても、誰もが将来を気にしているとは限らない。現状のことで頭がいっぱいの人も当然いる。写真の女性と男性もそのような現状のことで精一杯の人のようだ。壁に寄りかかりながら、地べたに腰を下ろし、並んで爆睡していた。将来のことよりも現状の睡魔の方が、ふたりにとっては喫緊の問題なのだ。
2016年12月 人びと 台湾 | |
睡眠 台北 寺院 参拝客 |
No
9962
撮影年月
2016年9月
投稿日
2016年12月07日
更新日
2024年07月26日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA