ほとんどの仲買人たちはもう仕事を終えてしまっていた。僕が場内市場に足を踏み入れる前に競りは終わってしまっている。そして、魚の解体も同じように終えてしまっている仲買人が多いようだ。鮮度を保つために、すぐさま解体して保存庫に入れてしまうのだろう。歩いていると、後片付けをしている人の姿が目立つ。
ここはマグロの競りが有名だから、この日も大量のマグロが取引されたことだろう。ウロウロと歩いていると、あちらこちらにマグロの頭が入った籠が無造作に置かれていた。でも、これらはまだ用済みではない。目玉やら頬肉やら顎やら、まだまだ売り物になる部位が沢山あるのだ。
2016年11月 食べ物 東京 | |
籠 魚 市場 築地 |
No
9923
撮影年月
2016年9月
投稿日
2016年11月02日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
築地 / 東京
ジャンル
食物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
EF85MM F1.2L II USM