プラナコーン区(バンコク)
観光地のすぐ近くだけれど、お土産は売られておらず、並んでいるのは魚の干物だった
バンコク(タイ)
名前も分からないような小さな運河の横で男がぐっすり寝ていた
目の前に止まったバイクに、女の子の他に二人の男が乗っていた
プラトゥナーム桟橋(バンコク)
女性がしっかり握っているのは、ただの吊り革ではなかった
プラトゥナーム桟橋に着岸した水上バスから乗客が一斉に下りてきた
セントラルワールド(バンコク)
セントラルワールドのあちらこちらに置かれているアート作品にタイらしさはあまりない
歩道橋の屋根に目の大きな不思議な生き物が描かれていて、その先に国王の肖像が掲げれていた
大通りを歩くより、細い道を歩く方が楽しいのは日本とは違う日常生活が溢れているからだ
人間が寛ぐにはちょっと寂しすぎる路地も、その静寂は猫の好みに合致するのかもしれない
困っていた大人たちに混じって、幼い女の子も心配そうに覗き込んでいた
高齢化が進んでいないタイではシャッター商店街なんてものは都市伝説かもしれない
トゥクトゥクという名称はそのエンジン音に由来するのだという
路地を歩いていると、モスクがあったのでイスラム教徒のコミュニティのようだ
マハナック墓地(バンコク)
お墓を作らない仏教徒の多いバンコクにイスラム教徒向けの墓地があった
裏通りの一角にモスクが建っていて、その横にイスラム教徒の墓地があった
兵士や兵器を運ばせるために造られたセーンセープ運河沿いで男がビールを飲んでいた
セーンセープ運河(バンコク)
繁華街ばかりを歩いていると気が付かないけれど、もともとバンコクはチャオプラヤー川のデルタ地帯に造られた水郷だ
町工場で働くというとつなぎを着ている姿をイメージしてしまうけれど、女性の格好は家で寛いでいるときと変わらないようなものだった
バンコクでもベスパは人気のようで、ホンダやヤマハのバイクと同じくらいよく見かける
一箇所だけトタン板がめくれていたところをのぞくと、プラスチック製の盥と籠が無造作に置かれていて赤ちゃんが遊んでいた
混雑した通りを普通自動車に負けじとトゥクトゥクが走り回る光景はバンコクを代表する光景だ
ポーンプラープ区(バンコク)
地元の老人たちが腰を下ろしてのんびりしている横で猫もすっかりくつろいでいた
運河と交通量の多い道が交差する場所は賑わっていて、お店も屋台も出ていた
路地に立ち並ぶ家々は開放的で、無防備に開けられた扉の奥に中の様子が見えて楽しい
路地を歩いていると道端にコンロがあって、女性が炒め物を作っていた
タイ滞在中にいくつかミシンを目にしたけれど、電動式のミシンを見たのは初めてだった
弁当箱を広げて中のものをつつく男の横で、猫はお裾分けが来るのを待っていた
僕が求めているのは、バンコクを走る運河の脇に転がっていることが分かってきた
路上には屋台を営んでいる人もいるし、使えるのか分からないガラクタを売っている人もいるし、プラクルアンを売っている人もいた
カオサン通り(バンコク)
お母さんであっても、愛しの彼女であっても、女性の買い物に付き合わされるのはあまり楽しいことではない
ワット・アルンの境内には船着き場もあって、そこから渡船に乗れば王宮まではあっという間だ
ワット・アルン(バンコク)
ワット・アルンは観光地でもあるけれど、今でも仏教寺院として機能していて、チラホラと僧侶の姿も見かける
上座部仏教の国で寺院の修繕に携わることで功徳が積めると考えられているのかどうかは分からない
ワット・アルンに建つお堂の屋根にはチョー・ファーというガルーダのシンボルが付いている
リーダー格の男の前にラナートと呼ばれるタイの伝統的な楽器が置かれていた
バーンコークヤイ区(バンコク)
バスを待っていた女子高生が口に手を当てて笑った
胸に大きなリボンが付いた学校の制服に見とれていると、女の子も僕が見ていることに気が付いた
バンコク市内にも東京と同じようにあちらこちらでコンビニが営業をしていて、そのほとんどがセブンイレブンのような気がする
通りの脇には点々と町工場が並んでいた
モクモクと煙を上げている屋台は見ていると、焼き芋の屋台を思い浮かべてしまった
線路
バナナ
サンダル
寺院
荷台
歩行者