広い道の反対側にバス停があるのが見えた。三人の人がそこに立ってバスが来るのを待っている。三人の後ろには重厚な建造物が建っている。大きな窓が幾つも並んでいる。この重厚な建物は1914年に建てられた東京駅の一部だ。赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせるデザインは、辰野式建築とも呼ばれる。
東京駅には新幹線を含む多くの路線が乗り入れていて、どこに行くのにも便利なのだけれど、バス停の三人はあえてバスに乗ることを選択しているのだった。
2016年7月 町角 東京 | |
バス停 丸の内 窓 |
No
9813
撮影年月
2016年4月
投稿日
2016年07月20日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
丸の内 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL