狭い路地の両脇には、小さな飲み屋がひしめくように軒を連ねている。それぞれの店頭には、自分たちの存在をアピールするための看板が掲げられていた。そのほとんどが四角い看板だが、時折、他の店と差別化を図ろうとしているのか、丸い看板も目に留まる。
昼間のゴールデン街はひっそりと静まり返っていた。飲み屋はどれもまだ営業を始めておらず、この場所の本領発揮は夜の帳が降りてからだというのがよくわかる。それにしても、これだけの数の飲み屋が集まっていると、どの店に入るべきか決めるのは容易ではない。看板だけでは店の中の様子もわからず、初めての店に足を踏み入れるには少しばかり勇気がいるように思える。
2017年7月 町角 東京 | |
路地 電線 新宿 看板 |
No
10229
撮影年月
2016年12月
投稿日
2017年07月29日
更新日
2024年11月17日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA