かつて王宮だった博物館の中には池があって、蓮の花が咲いていた。仏教においては、泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる蓮の花は仏の智慧や慈悲の象徴とされている。この国は仏教国なので、池に植えられているのだろう。
観光産業が勃興してきて、この町は徐々に物質的に豊かになりつつあった。今までは皆一様に貧しかったけれど、これからは持つ物と持たざる者の間に貧富の差が出てくるのだろう。でも、蓮の花に象徴される慈悲深さを失くして欲しくないと思うのだった。
2013年3月 ラオス 自然 | |
花 蓮 ルアンパバーン 池 |
No
7305
撮影年月
2008年1月
投稿日
2013年03月04日
更新日
2020年01月17日
撮影場所
ルアンパバーン / ラオス
ジャンル
花写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM