歩道橋の上から大通りの歩道を眺めると、そこには屋台が出ていた。歩道にテーブルが出ていて、店員と思しき人たちが近くに越しを下ろしている。テーブルの真中には油がいっぱいになった鍋が備え付けられていて、鍋の周りには肉を刺した串が並べられていた。ドートウッと呼ばれる串揚げを売る屋台なのだ。
この時客はひとりもおらず、三人の店員たちは暇そうだった。串揚げの串は鍋の周りに並べられていて、もう準備万端だ。あとは肝心要の客が来るのを待つだけになっている。
ヤンゴンの町を歩いていると、このような串揚げの屋台を目にするのは珍しいことではない。串揚げは一般的な食べ物のようだ。串に差されている肉はというと、これは見た限りではホルモン系が多いような気がする。幸か不幸か僕は内臓系の肉はあまり好きではない。そのため、どれだけお腹が減っている時にこのような串揚げの屋台を見かけても、そしてそれがどれほど安くとも、ヤンゴンで串揚げを口にすることは一度もなかった。そんな僕は食に関してかなり保守的とよく言われる。
2019年1月 町角 ミャンマー | |
食べ物の屋台 サッカーのユニフォーム 深鍋 串 ヤンゴン |
No
10855
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年01月10日
更新日
2024年01月23日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA