護国寺の入り口には仁王門が建っている。これは1700年くらいに建立されたものらしい。門の両側には仏法を護る像が安置されていた。増長天と広目天だ。写真の像はその増長天だ。境内を邪悪なものから護るために、恐ろしい形相をしてポーズを決めている。
増長天は仏法を護る力は持っているのだろうけれど、自らの身体を鳩などの鳥から護る術は持っていないようで、像は金網で覆われていた。金網が無いと鳩がここに巣でも作ってしまうのだろう。金網の外から険しい表情を眺めていると、なんだか動物園で猛獣を檻の外から眺めているような気分になってきた。
2017年7月 静物 東京 | |
門 大塚 像 寺院 |
No
10199
撮影年月
2016年12月
投稿日
2017年07月03日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
護国寺 / 東京
ジャンル
静物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA