鎌倉にある鶴岡八幡宮の本宮は61段もある急な大石段の上に鎮座している。階段の上に見える建造物がそれだと思った人はちょっと気が早い。階段を登り切って最初に出くわすのは桜門で本宮はその門を越えたところにある。
ここは鎌倉幕府の初代将軍源頼朝と縁があるから、てっきり頼朝が八幡さまを勧請したものだと思っていたけれど、勧請したのは源頼義のようだ。1063年に創建されたときには材木座にあったものを現在地に遷座させたのが頼朝なのだそうだ。ちなみに元の場所には今でも元八幡という神社が残っている。
訪れた時、境内は賑わっていた。大勢の参拝客が急な階段を登って本宮へと向かっている。階段の途中に見える木は大きくて長い歴史を目にしてきたのだろうけれど、それでも神社が創建された時にはもちろん存在していたなかったものに違いない。
2005年1月 町角 神奈川 | |
鎌倉 神社 階段 参拝客 |
No
4
撮影年月
2004年11月
投稿日
2005年01月01日
更新日
2023年10月15日
撮影場所
鎌倉 / 神奈川
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V