竹林の中に伸びる道というと京都嵐山の専売特許のように思っていたけれど、調べてみると思いの外似たような場所が存在している。埼玉県飯能市の竹寺という寺院にもあるし、静岡県の伊豆にも竹林の小径という観光名所があり、この日にやって来ていた鎌倉にもある。JR横須賀線のすぐ脇に建つ英勝寺でも竹林の中の小径を歩けるようになっているし、報国寺でもお庭に竹林があり小径を散策できる。竹林と聞くとタケノコばかりが気になってしまう僕とは違って、どうやら世の中の多くの人は竹林の中を伸びる小径に惹かれるようだ。
竹林の何が人びとの感覚に訴えるのだろうか。考えてもよく分からないし、英勝寺と報国寺で竹林の中を歩いてもやはりよく分からなかった。ただ感じたのは、他の樹木と違って竹はまっすぐに伸びているということ。鬱蒼と茂っている割には、日差しが地面まで差し込んでくるし、遠くまで見晴らしが利いている。それが散歩する人びとに落ち着いた雰囲気と開放感を感じさせているのかも知れない。
2022年3月 神奈川 人びと | |
竹 カップル 鎌倉 寺院 |
No
12210
撮影年月
2022年1月
投稿日
2022年03月20日
更新日
2023年08月15日
撮影場所
鎌倉 / 神奈川
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS LOXIA 2/35