普通、神社の参道の脇には狛犬がいて、ひとつは口を開けていて、もうひとつは口を閉じている。それには意味があって、口を開けているのは「世界の始まり」、口を閉じているのは「世界の終わり」を表しているのだ。ふたつ合わせて世界の最初から終わりまでの全てということになるらしい。
写真の富岡八幡宮にあった狛犬は口を開けている方だった。何かが始まるときには、お知らせなり連絡があることが多いから、この狛犬も何かが始まることを伝えるために叫んでいるのかも知れない。でも、幸か不幸か僕の耳には何も聞こえてこなかった。
2005年3月 静物 東京 | |
狛犬 門前仲町 神社 像 |
No
45
撮影年月
2005年3月
投稿日
2005年03月27日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
門前仲町 / 東京
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V