湯島聖堂の狛犬

狛犬

それは大きく目を見開いていた

東京は御茶ノ水にある湯島聖堂で撮影。5代将軍綱吉によって建立された湯島聖堂は、もともと孔子廟だった。敷地の一角には、もう使われていない狛犬が置かれている。目と口を大きく開いたその狛犬は何かに驚いているようにも見えた。時代の変遷に瞠目していたのかもしれない。江戸時代を通して朱子学は幕府の正学だったから、今では都会のオアシスのような風情であるこの場所も、往時は学問の中心地であり、活気に溢れていたのだろう。狛犬の脳裏には、往時の姿がこびり付いて剥がれないのかも知れない。

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撮影情報

フォト NO
2
撮影年月
2004年11月
投稿日
2004年12月05日
撮影地
湯島聖堂 / 東京
ジャンル
静物写真
アーカイブ
2004年12月 静物 東京
使用カメラ
CANON EOS 1V
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