バナナの葉を片手に親指を立てた花屋の男

親指を立てた花屋の男

花屋で働く男が、花輪に用いるバナナの葉を手にしながら笑顔で親指を立ててくれた

タイのメークロンで撮影。

薄暗い市場の中をウロウロして時間を潰しても、列車がやって来る時間まではまだあった。僕は再び町の中へと足を踏み出した。地元の人たちは列車の時間など気にはしていない。のんびりと流れる時間に身を任せている。僕も次第にその雰囲気に飲み込まれていった。のんびりと町の中心部を見て回っていたのだった。

そうこうしているうちに、花屋の前を通りかかった。写真の男はその花屋で働いていた。男はのんびりと花束を作っている。手には花束の材料にする大きな葉が握られている。見たところ、バナナの葉のようだ。僕が知らないだけかもしれないけれど、日本の花屋でバナナの葉を見かけたことはないような気がする。タイではお寺へのお供え物にバナナが使われるくらいだから、バナナの葉もタイの人には親しみのあるものなのかもしれない。そして、花束の材料にも使われるのだろう。ちょっと不思議な感じがした。妙な気分になりながらバナナの葉を手にした男にカメラを向けると、男は一点の曇もない嬉しそうな顔で親指を立ててくれた。

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メークロンってどこ?

PHOTO DATA

No

10634

撮影年月

2017年9月

投稿日

2018年07月05日

撮影場所

メークロン / タイ

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA

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