有楽町駅の改札を出るとすぐ目の前に吉野家があり、この立地柄、朝から賑わっている印象がある。正面の入口脇には持ち帰り用の窓口が設けられているが、この時は誰もオーダーをしておらず、店内のカウンターで働く店員のシルエットだけが見えた。店員は黙々と手を動かし、仕事に集中しているようだった。
吉野家の歴史は意外に長い。築地にある第一号店が始まりかと思いきや、実は築地市場が誕生する前の1899年、まだ魚市場が日本橋にあった時代に日本橋で創業されたのだ。関東大震災の影響で魚市場が日本橋から築地へ移転すると、それに伴い吉野家も1926年に築地の新大橋通りに移転し、後の築地第一号店へと繋がっていくのだ。
2017年9月 人びと 東京 | |
店員 シルエット 窓 有楽町 |
No
10295
撮影年月
2017年5月
投稿日
2017年09月28日
更新日
2024年11月06日
撮影場所
有楽町 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA