町をウロウロと散策して、宿への帰路に就いていた。その途中で、再びプレーン・プートン通りにやって来た。ここはガイドブックにも少しだけ載っている昔のバンコクの町並みが残っているところ。歩いている観光客の姿はほとんどない。すぐ近くにある王宮の辺りとは大違いだ。このような状況は地元の人が望んでいたものには程遠いような気がする。建ち並ぶ古い家々をお金を掛けて改修したのに、思ったいたようには人が訪れない。通りの至るところに立てられている、観光客向けに建物の由来を書いた看板もいたずらに古びていて寂しそうだった。
気怠い夕暮れだった。通りにも気怠さが漂っている。僕は人通りのあまりない通りを歩いていた。すると、一匹の猫を見つけた。猫は歩道に駐められたバイクの上で寛いでいる。ちょっと前にここにやってきた時にも猫を何匹も見かけたから、ここを住処にしている猫は多いのかもしれない。猫を売りにしたら、ここにも多くの観光客が訪れるようになるかも。少なくとも日本人観光客は来るような気がする。
2018年3月 動物 タイ | |
バンコク 猫 歩道 |
No
10491
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年03月24日
更新日
2024年03月07日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA