歩いていると肉屋の前を通りかかった。店先にはさばき終わった肉の塊が幾つもぶら下がっていて、まるで肉のカーテンのようになっている。そして、カーテンの向こうでは眼鏡を掛けたおじさんが働いていた。おじさんの目の前には切り株をそのまま用いた立派な俎板が置いてあり、上には肉が載っている。おじさんはちょうど肉切り包丁で切っているところだったのだ。
カメラを構えると、おじさんは僕に気がついた。そして、仕事の手をちょっとだけ停めて微笑んでくれた。
2014年7月 バングラデシュ 人びと | |
肉屋 俎板 眼鏡 ナイフ ロンプール |
No
8665
撮影年月
2009年9月
投稿日
2014年07月22日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
ロンプール / バングラデシュ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM