マハーゼディー・パゴダという寺院にやって来た。ここにもシュエモードー・パゴダと同じように中心に大きな黄金に輝く仏塔が聳えている。小高い丘の上に建っていて、一見するとシュエモードー・パゴダよりも高いような印象を受ける。近づいていくと、仏塔に階段が設けられていて、登れるようになっていた。馬鹿と煙は高いところが好き。そういう訳で、僕は階段を登っていくことにした。
仏塔の側面に作られた階段はかなり急だ。上だけを見ながらひたすら階段を登っていく。気がつけばかなり上に辿り着いていた。周囲に高い建造物はなく、見晴らしがとてもいい。周辺に林が広がっていて、その中に黄金の仏塔が点在していた。でも、しばらくすると自分の立っているところを思い出す。高所恐怖症であることを思い出して、怖くなってきた。
自分が登ってきた急な階段を上から見下ろすと、階段のところどころに僧侶たちがいる。僧侶たちは大きな仏塔を掃除していた。みんな和気あいあいと楽しそうに掃除している。見たところ、僕のように高所恐怖症の人はいない。ひょっとしたら、ブッタのご加護があれば高いところも怖くないのかもしれない。
2019年8月 ミャンマー 人びと | |
バゴー 僧侶 坊主頭 階段 仏塔 |
No
11129
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月04日
更新日
2023年11月14日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA