川の中に伸びる桟橋の上に立って水面を眺めていた。川幅は広く、流れる水は濁っている。屋根も付いているようなちょっと大きめの船ばかりがこの波止場を使っている訳ではないようだ。眺めているうちに、小さな木造のボートが現れて波止場に近づいてきていた。
10人ほどの乗客が見える。この辺りには橋が架けられていないので、地元の人たちはこのような渡船を使っているのだろう。中には日傘を差しながらボートに乗っている人もいる。最後尾には船頭が立っていた。ボートの両脇にはオールが備え付けられてはいるものの、ボートはエンジンで進んでいる。これだけの人数を乗せたボートを人力だけで動かすのは流石に大変だ。船頭が立ったままでも、ボートは見る見るうちに波止場に近づいてきていた。
人が大勢乗ったボートを眺めていると、ちょっと怖いような気もしてくる。このようなシンプルなボートで大きな川に乗り出すと、万が一横から波に直撃されたらあっという間にボートは転覆してしまうに違いない。
2019年4月 ミャンマー 乗り物 | |
ボート チャウタン オール 河川 傘 |
No
10977
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年04月18日
更新日
2024年01月14日
撮影場所
チャウタン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA