棹はしなり、男は向こうを眺めていた

木製のボートに乗った男
バングラデシュのダッカで撮影 オザワテツ

男はひとりでボートの縁に腰を下ろしていた

ルンギを穿いた漕手が自分の小舟の縁に腰を下ろしていた。水に差した棹はしなり、男は波止場の向こうの方を眺めていた。視線の先は賑わっている。

大きなブリゴンガ川を渡ろうとする人びとが大挙してやって来ているののとは対照的に、男の小舟には客が来ないのだった。完全に閑古鳥が鳴いている。男は向こうで働く人たちがとても羨ましそうだった。でも、男はなぜ客待ちをする場所を変えないのだろう。ひょっとしたら、漕手の間にも縄張り争いがあって、男は向こうには入っていけないのかもしれない。

EN

ダッカってどこ?

PHOTO DATA

No

8238

撮影年月

2009年9月

投稿日

2014年01月15日

撮影場所

ダッカ / バングラデシュ

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

CANON EOS 1V

レンズ

EF85MM F1.2L II USM

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