ショドルガットと呼ばれる波止場は小さなボートで大変賑わっていた。水面は小舟で埋め尽くされている。地元の人たちは、大きなブリガンガ川をこのようなボートに乗って渡るので、波止場にはこのような小さな木製のボートがひっきりなしに行き来している。
どのボートにもルンギを穿いた漕手の男が乗っていて、手には長い竹製のオールを持っている。これらのボートにはエンジンなんて代物は積んでいないのだ。どれもこれも人力で大河を横断しているのだった。漕手たちはボートの最後部に腰を下ろしている。カメラを向けると、一番手前にいる漕手は笑ってくれた。その横のボートには今まさに上陸しようとしている乗客が立っていた。真剣な顔つきをした男は大きな荷を運んでいた。
2013年12月 バングラデシュ 人びと | |
ボート ダッカ ルンギ オール 漕ぎ手 波止場 |
No
8175
撮影年月
2009年9月
投稿日
2013年12月19日
更新日
2024年01月07日
撮影場所
ダッカ / バングラデシュ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM