壁際に見えるノンラーがチャイナタウンらしさを吹き飛ばしていた

壁際に立つ4人
壁際に立つ4人

やはりここホーチミン市にもチャイナタウンがある。ホーチミン市のチョロン地区はベトナム最大のチャイナタウンだ。東南アジアの大都市には、どこであっても華僑の姿がある。

チョロンを歩いていて見つけた広場に入ると、壁際で子どもが遊んでいた。その横にはノンラーという編笠を被った行商人が休んでいる。大きなプラスチックの桶を持っていたので、冷たい飲み物を売り歩いているようだ。四人はすぐ近くにいたけれど、お互いに興味はないようだった。

この4人の姿を眺めているだけだと、ここがチャイナタウンだとは分からない。ノンラーというラタニアの木の葉でできた帽子が、チャイナタウンらしさを引き飛ばすくらいにベトナムらしいものだからかもしれない。

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ENGLISH
2009年6月 町角 ベトナム
中華街 編笠 ホーチミン市

PHOTO DATA

No

2867

撮影年月

2009年3月

投稿日

2009年06月07日

更新日

2025年06月14日

撮影場所

ホーチミン市 / ベトナム

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

CANON EOS 1V

レンズ

EF85MM F1.2L II USM

日本国外で撮影した写真

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