結局、水産部に一時間くらい滞在して、青果部にも一時間くらい滞在したのに、僕以外の見学者に会ったのは一度きりだった。見学通路をはじめ、見学者が迷わないように明示された導線など、見学に対応するためのインフラは用意されているものの、札幌中央卸売市場にせりを見学しに来る人はあまりいないようだ。仕方がない。札幌は人気の観光地だ。人気の観光スポットはたくさんある。もう少しせりの熱気を感じられるのなら多くの人が見学に訪れる気がするけれど、現状の見せ方だと好き好んで早朝の市場を訪れる人は少ないだろう。
そのようなことを考えながら、市場を出て歩いていた。せりを見学するために、早朝から始動しただけあって、見学を終えてもまだ朝だった。ホテルに帰って朝食を食べよう。最寄り駅である桑園駅まで歩いて、札幌駅に向かう。電車は空いていた。電車に乗ってしばらくしてから、自分が何も考えずにスイカで改札に入ったことに気がついた。札幌では東京で使っているスイカでそのまま電車に乗れるのだ。便利だと思うのと同時に慣れって怖いとも思った。
2024年2月 北海道 人びと | |
車窓 車掌 札幌 駅 列車 |
No
12562
撮影年月
2023年6月
投稿日
2024年02月10日
撮影場所
札幌 / 北海道
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 1.8/85