この通りは薄暗かった。もちろん所々に街灯が設けられているのだけれど、道全体を明るく照らすには足りていない。道の向こう側は大きな壁になっていて、その上を線路が走っている。
周囲にはお店の明かりは見当たらず、寂れた雰囲気だ。そんな暗い道を歩いていると、カップルが歩いているのが見えた。ふたりは急ぎ足で歩いている。まるで、一刻も早くこの薄暗い道を抜け出て明るい場所へと行きたいかのようだった。もっともこのような寂れた雰囲気を好む人はあまりいないだろう。
2007年1月 町角 東京 | |
薄暗さ 大久保 壁 |
No
666
撮影年月
2006年12月
投稿日
2007年01月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
大久保 / 東京
ジャンル
夜間写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL