建長寺の地蔵菩薩坐像

建長寺の地蔵菩薩像
鎌倉にある建長寺で撮影 オザワテツ

本堂には薄目を開けた地蔵菩薩像が鎮座していた

本堂の中は薄暗かった。入るとすぐに大きな仏像が目にと飛び込んでくる。地蔵菩薩坐像だ。坊主頭の仏像は建長寺のご本尊で室町時代に造られたもの。大きな坐像は薄暗い本堂の中で静かに鎮座している。地蔵菩薩を表す時のお約束事通り、左手には錫杖を持ち、右手には宝珠を持っていた。

地蔵菩薩には六道世界で苦しむ人びとを救う力があるとされている。禅寺にあるのは珍しいようだが、それはもともとこの場所が処刑場だったからようだ。いずれにしても、普段見る可愛らしい地蔵菩薩とは全く異なる雰囲気だ。それに巨大だ。この地蔵菩薩像が数多ある地蔵の元締めなのではないだろうかと思ってしまうくらいだった。

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鎌倉五山とは

鎌倉を訪れたことのある人ならば、「鎌倉五山」という言葉を聞いたことのある人は多いだろう。でも、その意味を正確に解している人は少ないかもしれない。かくいう僕も単に鎌倉にある5つの名刹を指しているのだと思っていた。

鎌倉五山とは禅宗のうち、臨済宗の寺院を格付けをする制度で、幕府が任命した住職を上位の寺に昇進させていくことにより、寺院を幕府の管理下に置くための仕組みなのだ。

これには順番が定められていて、一位はここ建長寺、二位は円覚寺、三位は寿福寺、4位は浄智寺、5位は浄妙寺となっている。面白いのはこの五山の上に別格の寺院が置かれていることだ。最高寺格として京都の南禅寺が置かれているのだ。

建長寺ってどこ?

PHOTO DATA

No

9851

撮影年月

2016年5月

投稿日

2016年08月25日

撮影場所

建長寺 / 神奈川

ジャンル

静物写真

カメラ

SIGMA DP2 MERRILL