円覚寺の本堂を越えて奥の方にも塔頭がある。一番奥にあるのは黄梅院という塔頭だ。境内は狭く、静けさに包まれている。ここも円覚寺と同じ様に歴史は古く、創建は1354年だ。
小径の脇には木彫の仏像がいくつか置かれていた。祠の中に安置されるわけでもなく、無造作に小径の脇に置かれている。素朴な作風はなんだか円空を髣髴とさせるものがある。でも、もしそうだとしたら雨ざらしにはなっていないだろう。本堂の中で大切にされているか、博物館で厳重な警備の下、保管・展示されているに違いない。
写真の仏像は雨ざらしになっていた仏像のひとつだ。穏やかに微笑んでいる仏像の胸には数枚の硬貨が置かれていた。
2016年8月 神奈川 静物 | |
仏像 鎌倉 お金 寺院 |
No
9848
撮影年月
2016年5月
投稿日
2016年08月22日
更新日
2023年12月02日
撮影場所
鎌倉 / 神奈川
ジャンル
静物写真
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL