狭い境内を歩き終え、寺院の外に出た。道路に面した壁には彫刻が施されている。
何かの物語の一場面なのだろうか。険しい顔をした男がいるのだった。武将と思われる男たちは怒っているようだ。でも何に対して怒っているのかは分からない。ひょっとしたら、安易な考えを持っている人間を戒めているのかもしれない。ちょっと寺院にやって来て、ペコンと頭を下げてお参りするだけで願い事が適うと思っている人に対して憤怒を抱いているのかもしれない。
2007年2月 静物 台湾 | |
彫刻 台北 寺院 壁 |
No
752
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年02月23日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V