木に彫られた顔は宇宙人のようだった

安東民俗村にあった将軍標
韓国の安東民俗村で撮影
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安東民俗村の入り口にはトーテムポールのような顔の付いた木の棒が立っていた。瞳は尋常なまでに大きく、その顔立ちは異形のもののそれだった。そして、その瞳はじっと村の外に向けられている。

このトーテムポールのようなものは将軍標というもので、村の中に厄災が入ってこないように立てられたものだ。そのためだろう。顔には親しみやすさは感じられない。そのような表情をしていたら、邪悪なものも入ってきてしまうことだろう。将軍標は瞬きすることもなく、邪悪なものが入ってくるのを防いでいるのだ。

ちなみに将軍標は別名チャンスンとも呼ばれ、歴史的に朝鮮半島と関係の深い日本列島にもわずかながら存在している。埼玉県日高市にある高麗神社にも立っているようだ。その名が示すとおり、朝鮮半島と繋がりのあった神社なのだろう。

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ENGLISH
2013年11月 韓国 静物
安東 彫刻

PHOTO DATA

No

8031

撮影年月

2008年6月

投稿日

2013年11月01日

更新日

2023年12月12日

撮影場所

安東 / 韓国

ジャンル

静物写真

カメラ

CANON EOS 1V

レンズ

EF85MM F1.2L II USM

日本国外で撮影した写真

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