カイラーサナータ寺院の壁には見事な装飾が施されていた

エローラ石窟群のカイラーサナータ寺院の装飾
インドにあるエローラ石窟群で撮影
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エローラ石窟群には34もの石窟がシャラナドリ台地の垂直な崖に掘られている。石窟群は5世紀から10世紀の間に造られた仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟寺院や修道院(僧院、僧坊もあるらしい)などから構成されている。長い時間の中で、宗教が変遷しているのが面白い。しかしながら、イスラム教はその仲間には入れてもらえなかったようだ。岩を削って何かしらの形を作るという行為が偶像崇拝を禁止するイスラム教の教えにそぐわなかったのか、こんな町外れに宗教施設を作るのに意義を見出だせなかったのか、それとも他に何か理由があるのかは分からない。

ユネスコの世界遺産に指定されているエローラ石窟群の中で、もっとも見応えのあるとされるのがカイラーサナータ寺院だ。石窟の寺院というと、通常は窟内の造作が中心で外観は入口の装飾のみというのが多いのだけれど、カイラーサナータ寺院は建物の外観までも岩を削り出して造られている。ちょっと異様だ。寺院の壁面には、叙事詩のようなものが彫られており、象もライオンも彫られていた。

ちなみにカイラーサナータとはヒマラヤの聖山で、シヴァ神の住まいのこと。つまり、カイラーサナータ寺院はヒンドゥー教の寺院だ。

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2011年2月 建築 インド
装飾 エローラ 彫刻 寺院 世界遺産

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PHOTO DATA

No

5232

撮影年月

2010年10月

投稿日

2011年02月26日

更新日

2020年10月16日

撮影場所

エローラ / インド

ジャンル

建築写真

カメラ

RICOH GR DIGITAL

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