ヤンゴンの町中で最も交通量の多いのはスーレー・パゴダの辺りだと思う。スーレー・パゴダは数多あるヤンゴンの仏教寺院の中でも、1、2を争うメジャーな寺院だ。イギリス統治時代にこの寺院を中心にして町を設計したのではないかと思うくらい、ダウンタウンのど真ん中に存在している。面白いのは、この寺院は道の中央にあるラウンドアバウトの中に建っていることだ。イメージで言うと、パリにある凱旋門のような感じだ。そのため、寺院に入るためにはラウンドアバウトの道路を横断しなければならない。
困ったことに、その道路の交通量が多いのだ。途切れることなく自動車が走っているので、思うように道を横断するのは難しい。そのせいだろう。ここには歩道橋が設けられてるのだった。
下を流れる自動車を眺めながら、歩道橋を渡っていた。しばらくすると、反対側の登り口にやってくる。すると、パステルカラーのワンピースを纏った女の子が階段を登っているのが目に入ってきたのだった。その女の子を名が眺めていると、ふと気がついた。ついさっき、ダウンタウンの他の場所で、この女の子の写真を撮ったことを。図らずも、僕も女の子も同じ場所を目指していたようだった。
2018年11月 ミャンマー 人びと | |
女の子 階段 ヤンゴン |
No
10810
撮影年月
2018年9月
投稿日
2018年11月27日
更新日
2024年01月25日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA