木造の鬼子母神堂には次から次へと参拝客が訪れていた。雑司が谷にあるこの鬼子母神堂の創建は1561年だ。歴史ある鬼子母神堂をよく見ると扁額に書かれた鬼子母神の「鬼」に上の点がない。この本堂に安置されている鬼子母神像は菩薩形の美しいお姿をしているので、角のつかない鬼の字を用いたからなのだという。
写真の女の子も両親に連れられて参拝に訪れたのだろう。参拝を終えた女の子は木製の階段を一歩一歩下り始めた。大きな扁額の下にはちょうどお参りしているふたりの姿が見える。鬼子母神は子供と安産の守り神だ。でも、そんなことはこの幼い女の子には分からないだろう。
2012年9月 人びと 東京 | |
女の子 階段 扁額 寺院 雑司ヶ谷 |
No
6846
撮影年月
2012年4月
投稿日
2012年09月28日
更新日
2024年07月04日
撮影場所
雑司が谷 / 東京
ジャンル
スナップ写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM