地元の人と同じようにミャンマーでもっとも高いシュエモードー・パゴダの仏塔の周囲をぐるりと回った。これで僕も幾ばくかの徳を積めたに違いなく、人生も少しは上向くかもしれない。満足した僕は境内を後にして、出口に向かって階段を下った。
入ってきた時は誰もいなかった門の周囲に人が屯していた。お参りに訪れた人ではない。花売りだ。ここでも寺院で花を供えることは一般的だ。どうやら厳しい自然の中で耐えながら咲く花は、修行に耐え忍ぶという仏教の考え方に重なるということになっているらしい。そのため、寺院で花を供えている人を見かけることは多いし、お供え用の花を売っている人もよく見かける。
ここでも花売りたちは入り口にたむろして参拝客が来るのを待ち構えていたのだ。写真の女性はその中のひとり。両手に長い花を持って立っていた女性の顔には、タナカで何か模様のようなものが描かれていた。
2019年8月 ミャンマー 人びと | |
バゴー 花 行商人 タナカ 女性 |
No
11126
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月03日
更新日
2023年11月17日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA