道の両脇には大きなオフィスビルが立ち並んでいる。ここは大手町と並んで日本の経済と金融の中心地だ。このような大きなビルには大企業が入居していて、平日の昼間となれば大勢のビジネスパーソンたちが町を闊歩している姿が見える。
今ではビルが立ち並ぶこの地区も、徳川家康が入府した頃は日比谷入江の一部だった。今ではどこにも海なんて見当たらないし、磯の香りも全くしないし、にわかに信じがたい。江戸時代には埋め立てられて、親藩や譜代大名の藩邸があったようだ。明治になると藩邸は取り壊されて陸軍の練兵場が置かれていたという。ここに最初のオフィスビルが建てられたのは1894年のことなのだった。
2017年8月 建築 東京 | |
建物 丸の内 |
No
10233
撮影年月
2017年1月
投稿日
2017年08月02日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
丸の内 / 東京
ジャンル
町並写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA