ワット・スタットの礼拝堂は回廊に囲まれていた。回廊には黄金に輝く仏像が幾つも並んでいる。そんな回廊の中ほどに立ち止まると、先の方に年配の僧侶が立っているのが見えた。オレンジ色の袈裟を纏って右肩を出している。日本の僧侶が鮮やかな色の袈裟を纏っているのを見たことはないけれど、東南アジアでも南アジアでも男の僧侶が纏う袈裟はこの色だ。日本に伝わる時には中国で意味合いが変化したのか、日本では僧侶の位階によって纏う色が異なっているらしい。
そうこうしていると、回廊の先に若い僧侶が現れた。この僧侶は大きなバナナの房を担いでいた。お供え物の搬入でもしているようだった。
2018年1月 人びと タイ | |
バンコク 廊下 袈裟 僧侶 寺院 |
No
10418
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年01月19日
更新日
2024年04月04日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA