バンコクにあるワット・スタットはガイドブックに必ず載っているような有名な寺院だけれど、ワット・プラケオのようにワンサカと観光客がいるわけでもない。境内には長閑な雰囲気が漂っていて、広々とした中庭を歩いている人はほとんどいない。忙しそうに動いているのはオレンジ色の袈裟を纏った若い僧侶たちだけだった。
僧侶たちはそれぞれダンボールを抱えたり、台車を押したりしながら礼拝堂の中と外を行き来していた。お供え物を礼拝堂の中に運んでいるのだ。見ていると果物のお供え物が多い。写真の中でも真ん中の人が押している台車の上にバナナが載っているのが見える。
果物が礼拝堂の中へ次々と運び込まれているのを目の当たりにすると、ここに祀られている仏様はよほど果物が好きなのだと思う。日本だと仏様にお供えされた後は、人間がお下がりとして頂くのだけれど、それはここタイでも同じなのだろうか。
2018年1月 人びと タイ | |
バンコク 袈裟 提灯 僧侶 お供え物 寺院 |
No
10422
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年01月23日
更新日
2024年04月03日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA