ルアンパバーンに建つ仏教寺院の一角で右肩を出した若い僧侶が壁に寄りかかって立っていた。手にはシンバルのような楽器を持っている。これは鐃鈸と呼ばれるもの。膨らんだ円盤を二枚打ち合わせたり、こすり合わせて鳴らす楽器で、仏教の法会などで使われるものだ。若い僧侶は太鼓の音の合せて鐃鈸を鳴らしていた。これも修行の一環だから仕方がないのかもしれないけれど、僧侶はあまり楽しそうではなかった。その気持が音にも現れているのだろう。若者の叩く音には残念ながら、あまり躍動感を感じられなかった。
2013年4月 ラオス 人びと | |
シンバル 袈裟 ルアンパバーン 僧侶 サンダル |
No
7434
撮影年月
2008年1月
投稿日
2013年04月16日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
ルアンパバーン / ラオス
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM