小さな工房の中では、ふたりの男が同じ姿勢で腰を下ろしていた。ふたりは職人で針仕事に集中しているのだった。手前の男はジーンズを縫っていて、もうひとりの男はジャケットの袖口を縫っている。ふたりとも空いた穴などを塞いでいるようだ。
周囲にはこれから取り掛からねばならないであろう衣服が散乱している。ふたりの仕事は山ほど溜まっているようだ。これだけの衣服が山積みになっていると、いつまで経っても仕事は終わらないのではなかろうか心配になってしまう。話しかけても、決して手を止めることはなかった。暇な外国人の相手をしているような時間はないのに違いない。
2012年8月 インド 人びと | |
布 ジーンズ コルカタ 針仕事 |
No
6677
撮影年月
2011年6月
投稿日
2012年08月03日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM