写真の巨大な門は水原華城にある長安門だ。傘を持って門をくぐる人影はこの巨大な石造りの門の前ではとても小さく見える。このような建造物を見ると、日本と韓国は距離が近くとも騎馬民族の襲撃に備える必要があるのと無いのとで建造方法に大きな違いが現れているような気がする。
この城塞は今でも高い壁に囲まれている。しかし内部は思いの外、市街地化していた。普通の住宅が建っていたりして城壁の中に居を構えている人もいるということだ。世界遺産の城塞の中に住むなんて、どんな気分なのだろう。日々の生活で歴史を感じることもあるのだろうか。
ちなみにここでいう長安とは中国の長安(今の西安)ではなく、単に都を指しているようだ。漢陽(今のソウル)から王族が来る時に使用されたので、そのような名前になっているのだ。
2008年11月 建築 韓国 | |
城郭 門 水原 傘 世界遺産 |
No
2176
撮影年月
2008年7月
投稿日
2008年11月04日
更新日
2023年07月19日
撮影場所
水原華城 / 韓国
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF24MM F1.4L USM