石畳の道が住宅街の中に伸びていた。この首里金城町石畳道と呼ばれる古道は琉球王国の国王の居城であった首里城の脇から那覇港や南部方面へと通じている。かつて「真珠道」と呼ばれていたらしい。港に着いた冊封使などはこの道を通って首里城へ向かったのだという。王国の威厳を示すために、石畳で造ったに違いない。
沖縄戦で道の大半は破壊されてしまったようだが、この辺りでは現存する部分が綺麗に保存されていた。歩いていても、ほとんど人と行き会わない。一歩一歩踏みしめながら歩くと、往時の雰囲気を感じられるような気がした。
2007年8月 町角 沖縄 | |
首里 石畳 街灯 |
No
994
撮影年月
2007年6月
投稿日
2007年08月01日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
那覇 / 沖縄
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V