湯島聖堂は孔子を祀った孔子廟だ。江戸時代の公式イデオロギーは儒教の一派である朱子学だったのだけれど、都内にはあまり孔子廟というのはない。かつては存在していたのかもしれないが、少なくとも今では見かけることが少ない。やはり民衆に受け入れなければ、お稲荷さんのようにユビキタスにはならないのだろう。
湯島聖堂の境内に足を踏み入れると、中は静けさに包まれていた。階段の下に立ち止まると、杏壇門がよく見える。門の向こうにある大成殿もよく見えて、掛かっている扁額さえも見えた。
ちなみに大成殿とは孔子をまつる孔子廟正殿の名だ。
2011年9月 建築 東京 | |
御茶ノ水 階段 扁額 寺院 |
No
5676
撮影年月
2011年6月
投稿日
2011年09月02日
更新日
2024年07月04日
撮影場所
お茶の水 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM