京急の品川駅はややこしい。プラットホームは3線分しかないのにもかかわらず、ここを走る列車の種類は多い。ここから南に向かう列車に限っても、大きく分けて行き先は2種類。三浦半島に向かう列車と羽田空港に向かう列車だ。さらに、この2つの行き先の列車にそれぞれ特快や急行や普通などの種類があるのだ。
慣れている人には、どこまで特快列車に乗って、そこから先は普通列車に乗り換えていくのが早いとかすぐに分かるのかもしれないけれど、乗り慣れていない人には難しい。誰かに教えてもらわないと、自分が乗るべき列車がどれだかをすぐには分からないのだ。
駅員に尋ねる人も多く、いちいち応対する駅員も大変に違いない。その対応に鉄道会社の人が苦慮した結果が、このプラットホームの床なのだと思う。特快に乗る人はここ、空港に向かう人はここ、などと乗りたい列車ごとに並ぶ場所が記載されている。しかしながら床はそのような案内で埋め尽くされていて、やはり直ぐには分からない。ややこしいことには変わりないのだった。
2021年7月 町角 東京 | |
乗客 プラットホーム 品川 駅 列車 |
No
11981
撮影年月
2021年1月
投稿日
2021年07月28日
更新日
2023年08月19日
撮影場所
品川 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III