ヤンゴン中央駅の近くにある住宅街を歩いていると、また女の子と出会った。玄関先に立って、家に入ろうとしていた女の子だった。制服を着てリュックサックを背負っていたから、学校から帰ってきたばかりなのだろう。家の前で僕に気が付くと、手に持ったプラスチックの容器に刺さったストローをくわえたまま無邪気な視線を僕に向けてきた。
女の子が飲んでいたのは鮮やかな色をした飲み物だった。人工的な色をしているので、ちょっと毒々しい。それでも女の子は美味しそうに飲んでいた。そのため、この女の子が笑っている理由を推し量るのは難しかった。カメラを向けられたことに対して微笑んでいるのか、はたまた飲んでいるジュースがお気に入りのものだから嬉しくなっているのか判断するのは難しい。カメラを向けた僕としては、カメラに対して微笑んでくれたのだと信じたいところだけれど。
2019年7月 ミャンマー 人びと | |
飲み物 女の子 タナカ 制服 ヤンゴン |
No
11096
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年07月14日
更新日
2023年11月26日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA